Developerアカウントを作成しただけでは、基本的なAPIしか利用することができません。(Essential Access) Sandbox環境として使用するためには、Elevated Accessとしての承認を取得する必要があります。
たとえば、30日検索や全期間にさかのぼっての検索を行いたい場合には、Elevated Accessの承認が必要です。
本記事では、Twitter Developersアカウントを作成した後、Sandbox環境を利用するためのElevated Access申請方法について画像キャプチャとあわせて説明していきます。
Developer Portalの左側メニュー: Project&Apps > Projectから申請するか、Products > Twitter APIv2 > ElevatedタブからElevated Accessを申請しましょう。
すると基本情報の入力や、APIの利用目的などを聞かれるので、英語で内容を入力します。
APIを利用して他ユーザーにLIkeやRetweetしたり、Tweetを作成するか?(いわゆるPOST)や、データ収集の目的や使用用途、集めたデータを共有するか、政府など公共機関への情報提供はあるかなどを聞かれます。
該当するものについてはONにし、回答を英語で入力するようにしましょう。
入力が完了したら、Elevated Accessの申請が審査中となり保留ステータスとなります。数日ほど待って、問題がなければ通知メールとともにElevated Accessが認められます。
Products > Twitter API v2 > Elevated 画面に”Your application for Elevated access is pending”と表示されていれば、審査中で保留ステータス状態です。
これで承認されれば、Sandboxの利用が可能になります。承認されたら、PostmanやThunder ClientでAPI疎通テストを行って確認してみましょう。
また、Tweepyというライブラリを利用することで、API認証や実行時の設定を簡素化することが可能です。
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