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Super.soとWraptasでのURLの扱い
Wraptasの場合はNotionのUUIDで、設定した独自ドメインの下に自動的に割り振られる形になります。
URL/Notion-UUID という形。URL階層をもたせることはWraptasでは難しいようです。
Super.soもプリティーURLを特に設定せず、サイトに直接データベースリンクを貼っておくと、同様に独自ドメイン直下にUUIDの形で割り振られます。
しかし、Super.soが提供する機能として「プリティーURL設定機能」があります。これは任意のURLをページに設定できる機能で、URLの表示形式が分かりやすくなり、さらにURL構造をもたせることが可能。
Super.soでは日本語タイトルでのプリティーURL自動生成(Sync URLs)は不具合を引き起こす
SuperではこのプリティーURLを「自動的に」生成する機能があるのですが、このプリティーURL自動生成機能（Sync URLs）はオフにしておくことを推奨。
プリティーURL自動生成（URL同期）機能を使わないのは、Superは現在日本語タイトルからのURL自動生成に対応しておらず、自動生成させると不具合が生じるからです。
たとえば同じURLのページが複数生成されてしまったりします。
Super.soサポートチームに改善リクエストを私から出していますが、いつ実装されるかは未定です。 Sync URLs with Notion UUID (because of Japanese titles) | Super Community
基本的にはSuperのPages画面で1つずつページURLを設定していくのがおすすめ
面倒な方法ではありますが、Superの提供するPages機能の恩恵をうけるには、Notionで公開ページを完成させるごとにPagesでURLを登録していくのが妥協案となるでしょう。
一度ページ設定をしてしまえば、その後の更新においてはSuperのPagesを触る必要はありません。
そもそもPages機能を利用せず、Notionの発行するUUIDで運用するという方法もアリ
1つずつSuperでページを追加していくのは面倒だ！という方は、URL同期機能をオフにしたうえ、そもそもPages機能を利用しないという手もあります。
Sub-pages will always display on your site but unless you turn on automatic page Sync or add pages manually, the url will not be 'pretty' and will look something like: /c14368928a6e47f0905da4ca5b685da0
著者訳: サブページは常にあなたのサイトに表示されます。しかし、自動ページ同期をオンにするまたは手動でページを追加しない限り、URLは「プリティーURL」ではなく、次のようにUUIDとして表示されます。/c14368928a6e47f0905da4ca5b685da0
ただし、下記のデメリットがあることに注意が必要です。
- URL構造に階層をもたせることができません。
- URLにおいては、すべて一律に URL/Notion-UUID という形になります。
- ただこの点においては Wraptas でも同じ？
- SEO上、URL構造としてはディレクトリごとに関連性のあるトピックでまとめておくほうが好ましいと言われています。
- XMLサイトマップにページが登録されません。
- XMLサイトマップの利用はSEO上賛否の分かれるテクニカルな部分。
- クローラーのサイト内クロールを促す効果もあると言われているため、個人的には可能なら利用しておきたい機能と思います。
- ページごとの個別カスタマイズができなくなる
- たたし、別途カスタマイズさせたい個別ページだけPagesに登録させる運用でカバーすることが可能です。
それでもプリティーURL自動生成を利用したいなら、仮タイトルを設定して運用でカバー
Super.soの日本語URLによる不具合の回避策として、「Notionにおける新規ページ作成時に仮で英字タイトルまたは数字などを設定しておく」という回避策があります。
Notionでページを新規作成し、Super.so上で一度同期された後に記事タイトルを変更すればOK。URLまで変更されることはありません。
Notion × Super.soで構築されたWebマガジン・サイトに 持続可能な社会づくりマガジン『Deeper』 があります。（ありました）
上記サイトはNotion × Superで運営されており、Notionを活かしてものすごいスピードで良質な記事を制作されていたのですが、2022年現在では公開が終了したようです。
こちらのサイトのURL形式がURL/articles/任意のno. という形式になっていました。本メディア様は「新規で記事を作成する時には連番を記事タイトルに入れる、入るようにする」という運用でカバーをしているのかもしれません。
その他にも、Super.soでプリティーURLを利用しつつ日本語による不具合を回避できる方法をご存知の方がいましたらぜひ教えてください。
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