2021年11月2日、Microsoft Ignite 2021イベントにて、Notionライクなコラボレーションツール"Microsoft Loop"が発表されました。
Microsoft Loop | Flexible Canvas App
個人的な印象ですが、Notionとの違いとしては以下の3つ。
- Office系ソフト(Word, Excelなど)とのシームレスな連携や埋め込み
- 他ユーザーとアプリ内でチャットができるなどの拡張されたコラボレーション機能
- 当初、本記事では「Notionでは他ユーザーのマウスカーソルはリアルタイムでは見えない」と記述いましたが、見ることが出来るようです。(リアルタイム編集)
- Microsoft TeamsやMicrosoft Outlookなど、同社チャット・メールクライアントにパーツ(Components)を直接埋め込める
参考カテゴリ: Notion
業務でOffice系ファイルを扱うことが多かったり、Microsoft Teamsを利用しているユーザーには朗報となりそう。
Loop App自体については今後数ヶ月のうちに情報を開示していくとのこと。
オリジナルのソースを確認できなかったのですが、LoopのパーツであるMicrosoft Loop ComponentsについてはTeams, Outlook, OneNoteなどで2021年11月中にも利用可能となりそう、と国内外のいくつかのメディアが報じています。
- MicrosoftがNotionライクなコラボレーションアプリ"Microsoft Loop"を発表
- Microsoft Loopのもつ3つの主な構成要素
- Loop Workspaces
- Loop Pages
- Loop Components
- Twitterでの反応
- PodcastでもMicrosoft Loopの所感とNotionとの比較について話しています
MicrosoftがNotionライクなコラボレーションアプリ"Microsoft Loop"を発表
2021年11月2日にオンエアされた"Microsoft Ignite 2021"というMicrosoftの新製品・新サービス発表イベントで発表されたようです。
まず、「アニメーションがかわいい!」と話題のサービス概要イメージ動画はこちら。
製品サービスについての詳細説明動画は下動画の1:01:23あたりから。
さらなる詳細は公式サイトにて。
Microsoft Office—Transforming for the hybrid world - Microsoft 365 Blog
Microsoft Loopのもつ3つの主な構成要素
上のMicrosoft Ignite 2021動画からまとめ。
Loop Workspaces
ダッシュボードのような場所で、共同作業を行う「基地」のような場所。
下記Loop Pagesで作成したComponentsを切り出して表示させておくことが可能。
Loop Pages
ドキュメント保存階層と思われます。
コラボレーション機能で同時に操作することが想定されている。
各ユーザーのマウスカーソル、どこのページを表示・編集しているかを表示させることができます
アプリ内でチャットをすることが可能。
Loop Components
上記Loop WorkspacesやLoop Pagesでは、Componentsと呼ばれるパーツを設置することができます。
具体的には、たとえば下記を設置することが可能。
- テキストの記述
- ファイルを置く
- ホワイトボードでブレインストーミングや打ち合わせ
- リンクの設置
- 表やデータベースの作成(おそらく)
それぞれの要素は「コンポーネント」としてドラッグ&ドロップが可能なようです。
ここまではNotionと同様。
Loop ComponentsはMicrosoft他サービスのチャットツール"Teams"やメールクライアント"Outlook"にシームレスに埋め込みが可能とのこと。
Twitterでの反応
皆さん概ね、「Microsoft版Notion」というイメージのようです。
PodcastでもMicrosoft Loopの所感とNotionとの比較について話しています
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