賢く面白い、グレーな被リンク獲得方法: 5つのSEOアイデア の記事のなかでご紹介した、「行政・公的機関から被リンク・バックリンクを得る方法」について解説します。
目次:
市区町村の役所など、行政リンクを広告で獲得
行政がもつgo.jpや、大学・教育機関がもつac.jpなどの公的トップレベルドメインからの被リンクは、他の民間企業が取得するco.jpや.comなどのドメインからの被リンクよりも、高いSEO効果をもたらすと言われています。
ac.jpドメインである大学・教育機関からの被リンク獲得戦略については、 米国マットレスD2C会社の被リンク獲得方法の事例が天才的すぎた の記事を参考にしてください。
そんな行政ドメイン。なんとサイトによっては広告枠から被リンクを獲得することが可能なのです。多くの行政サイトはnoindex処理せず、index処理のままリンクジュースを渡しています。
行政リンクを広告で獲得はグレーゾーンSEOとなる可能性
有料リンクの獲得と判断される可能性も
ペナルティを受けてしまう
多くの市区町村の役所の広告枠では、広告バナーリンクにnofollow属性はつけていない
市区町村の役所側もSEO事情は分かっていて、「followリンクだから広告が掲載される」という認識はあるのだと思われる
地域名キーワードを獲得したい場合などに利用を検討する
掲載料金は市区町村によってマチマチ。費用対効果を考えて検討する
たとえば、東京都新宿区の広告料は1枠につき20,000円/月。
新宿区公式ホームページ トップページ・バナー広告の募集:新宿区
神奈川県横浜市はトップページだと1枠につき40,000円/月。
一方、私が過去に住んでいたことのある大阪市西区役所は半枠であれば1,500円/月。
大阪市西区:大阪市西区広報板(令和3年5月~令和4年4月分)広告募集について (…>募集>広告)
このように、各市区町村の役所によって価格が大きく異なります。費用対効果を考えてアリだと判断したら購入するという方向が良いでしょう。
商工会議所「ザ・ビジネスモール」内 簡易ホームページ
商工会議所が運営する「ザ・ビジネスモール」。トップレベルドメインこそ”ne.jp”ですが、公共色の強いサイトとして評価されているだろうことが伺えます。
or.jpからの被リンクに比べると弱いです。
しかし、少なくとも「きちんとした事業を行っている法人・個人・団体である」という運営者情報を示すためのシグナルとしては利用できそうです。
商工会議所「ザ・ビジネスモール」内の簡易ホームページ機能で、ザ・ビジネスモールドメイン内に自社の簡易ホームページを制作できます。
この簡易ホームページの中から、自サイトへ被リンクを送ることが可能。
「ザ・ビジネスモール」の利用には、各地域の商工会議所に入会する必要があります。(入会費・年会費あり)
ザ・ビジネスモールからの被リンクはnofollowではなくdo followで獲得できます。
ザ・ビジネスモールはドメインパワーも強く、特に企業サイトの被リンク元として活用できそう。
本記事で紹介した手法の他にも、グレーかつ面白い被リンクの獲得方法について、下記の記事で紹介しています。
賢く面白い、グレーな被リンク獲得方法: 5つのSEOアイデア
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Category: SEO
Tags: SEO | 被リンク・バックリンク