- テクニカルSEOのための内部分析ツールとは
- 多種多様なSEOツール
- SEO内部分析ツールとは
- 内部リンク構造を分かりやすく可視化してくれるのはSitebulbだけ
- 内部リンク構造を可視化する、Sitebulbの様々なビジュアライゼーション機能
- Sitebulb以外で内部リンク構造を可視化させる方法
- 可視化以外にも!SEO内部分析ツール・Sitebulbの5つの特徴
- 的確にサイトを巡回する
- タスクに優先順位をつける
- 分かりやすく説明してくれる
- クライアントに提出できるレポート機能
- 500,000URL/月の検査が可能(Proプラン $35/月の場合)
- CDNとしてCloudflareを利用している場合、内部分析の実行前にSitebulbをホワイトリストに登録する必要あり
テクニカルSEOのための内部分析ツールとは

多種多様なSEOツール
SEOには様々なツールがあります。たとえば
- 被リンクやPV, コンテンツ量などを元に競合との差分・比較を教えてくれる競合分析ツール
- Ahrefs
- UberSuggest
- 定期的に順位計測してくれる順位計測ツール
- GRC
- RankTracker
- Serposcope
- UberSuggest
- 月間検索キーワードボリューム数を教えてくれるツール
- Google広告の中のキーワードリサーチ
- Ahrefs
- UberSuggest
- RankTracker
- ただしRankTrackerの月間検索vol.はほとんどアテにならない数値かと思われます
- リンク切れや内部リンクの貼り方、構造化データなどテクニカルSEOをチェックしてくれる、内部分析ツール(今回)
- 総合的なアドバイスを行ってくれるAI搭載のSEOツール
- AIアナリスト
- Pascal
もちろん、上記のもととなる情報として、Search ConsoleやGoogle Analyticsなどのツールもあります。
SEO内部分析ツールとは
このうち、リンク切れや内部リンクの貼り方、構造化データなどをチェックしてくれる「内部分析ツール」を今回はご紹介。
いわゆるSEOにおける「テクニカル」な部分の発見と改善をスムーズにしてくれるツールです。
私のおすすめは視覚的に分かりやすいとされる、"Sitebulb"。金額も$10/月または$35/月(おすすめは$35のプラン)と手頃です。
内部分析に特化したSEOツールはいくつかありますが、日本で有名なのはScreaming Frog SEO Spiderでしょう。
ほかにも以下、数多くの内部分析ツールがありますが、Sitebulbに比べると高額だったり、視覚的に分かりづらかったりするものもあります。
- Semrush Site Audit
- SEMrushは日本語対応しているよう。
- Semrush 日本 | オールインワン競合分析ツール | 株式会社オロ
- JetOctopus
- SERPSTAT
- deepcrawl
- Oncrawl
- ダッシュボード形式で視覚的
- 49ユーロ/月で100,000URLのクロールが可能。やや高価。
- Bing Site Scan
- Bingが提供する無料のスキャンツール
- WooRank Site Crawl
- Greenflare SEO Web Crawler
- 無料
- オープンソース
- SiteGuru
- 1ページにまとめて必要な情報だけを分かりやすく
- 改善施策に優先順位をつけて出力してくれる
- デスクトップ版アプリはなく、ブラウザで操作
- $29/月のプランで2サイトまで登録可能。ただし1サイトにつき500ページまでしか巡回不可なのでページ数が多いサイトには不向き。
- Netpeak Spider
- Ahrefs Site Audit
- Ahrefsの1機能。
- ややシンプルな出力形式。
- Moz Site Crawl
- Mozの1機能。
上記にも紹介しきれないほどのSEO内部分析ツールが、SEO Audit Tools: A List Of 65 Tools For SEO Auditing の記事で紹介されていました。気になる方はリンク先からチェックしてみてください。
内部リンク構造を分かりやすく可視化してくれるのはSitebulbだけ
下記の掲示板で多くの人が「内部リンク構造を可視化してくれるのはSitebulbだけだ」とオススメしています。
同じくSEO内部分析ツール Screaming FrogのSEOスパイダーはExcelにデータを落とし込むのには便利だけど、可視化の部分は弱い、とのこと。
内部リンク構造を可視化する、Sitebulbの様々なビジュアライゼーション機能
Sitebulbは様々な図示化機能を備えています。
下図は Site Visualizations > Crawl Map
サイト内リンクを多く受けているページの丸は大きく表示されます。
ページにカーソルを持っていくと、タイトル・ページ内被リンク数・URLスコア等が表示されます。
丸同士がまとまりを持っていることが把握できます。このまとまりが「トピッククラスター」のように把握されるわけですね。
下図は内部リンク構造をツリー構造で表現したCrawl Tree。
被リンクを多く受けているページを上側に表示させ、URLスコアごとにツリー構造としたことで見やすくなりますね。
Sitebulb以外で内部リンク構造を可視化させる方法
Sitebulbを利用せずに内部リンク構造を可視化する方法として、Sitebulb同様に脳構造のように参照先を図示してくれる面白いそうなデスクトップツールに”Gephi” がありました。
Win, Mac OS, Linuxに対応しているとのこと。
SEO分析ツールからデータを取り込み、ExcelやGoogle Spread Sheetで分析、Gephiで可視化する一連の流れについて解説した記事:
同様のことはPython, matplotlib等を用いても実現できそうです。
ただやはり、「どうしても無料で可視化させたい!」というような要求や、自社でエンジニアを抱えている等の事情がない限り、Sitebulbの可視化ツールを利用するほうが効率的でしょう。
GephiやPythonを利用するにしても、実装に大きな時間的コストがかかりそうです。
可視化以外にも!SEO内部分析ツール・Sitebulbの5つの特徴
SitebulbはWindows/Macに対応するデスクトップ版アプリとなります。
的確にサイトを巡回する
- JavaScriptレンダリングでの確認も可能
- スケジュール機能
タスクに優先順位をつける
Siteguluにも搭載されているタスクの優先順位づけ機能
分かりやすく説明してくれる
なぜ重要なのか?どのように解決すればいいのか?を分かりやすく説明してくれる
ただし英語のアプリとなるため、英語での説明文となります。
クライアントに提出できるレポート機能
SpreadSheet形式またはPDF形式でエクスポートが可能。
500,000URL/月の検査が可能(Proプラン $35/月の場合)
他サービスと比べて多くのURL数の巡回が可能
CDNとしてCloudflareを利用している場合、内部分析の実行前にSitebulbをホワイトリストに登録する必要あり
UserAgent : contains : Sitebulb というようにユーザーエージェント指定でホワイトリスト登録すれば良いとのこと。
Sitebulbはインストール型のデスクトップアプリの形でクロールを実行することになるので、自身のIPアドレスを利用してクロールする形になるよう。
そのため、WordPressを利用したサイトをクロールする場合においても、WordPressプラグインのファイアウォールでホワイトリストIP登録させるといった必要はないようですね。
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- 的確にサイトを巡回する
- タスクに優先順位をつける
- 分かりやすく説明してくれる
- クライアントに提出できるレポート機能
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- CDNとしてCloudflareを利用している場合、内部分析の実行前にSitebulbをホワイトリストに登録する必要あり
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