Super × NotionブログのデメリットとテクニカルSEO面3つの不満

Super × NotionブログのデメリットとテクニカルSEO面3つの不満

Last Edited Time
Nov 4, 2021 10:38 AM
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Notion
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でも書いたとおり、Notionはエディタが素晴らしく、書いていて心地よいライティング体験を得ることができます。

しばらく「Notion最高!」と思ってガシガシと記事を書き続け、気がつけば公開記事は今や40記事を突破しました。

参考: Notionについての記事一覧

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Notionブログは記事がぜんぜんインデックスされない…!

Notionブログの大きな問題。

それは、Notionで書いたブログはほとんどインデックスされないのです…!

Search Consoleで確認したところ、公開した40記事のうち、インデックスされているのはTOPページも含めてわずか6記事のみ。悲しすぎます…!

そもそも当初は Wraptas でNotionをブログとして公開したのですが、あまりにインデックスされないためにNotion公開ツールを高速・SEO訴求の強い Super へ切り替えました。

しかしWraptas・Superどちらにしても、インデックスされないという状況は変わらず。公開用サードパーティツールの差が要因ではないようです。

後述するテクニカルSEO面での不備に加えて、Notion製ブログでは記事ページにメニュー等を設置しづらく、内部リンクを設置しにくいという点もインデックスされにくい要因として挙げられそうです。

新規ドメインであることもインデックスされにくい要素の一つ。Notionだけが悪い訳ではない

インデックスされづらいのは、完全にNotion製ブログだけのせいではありません。

今回は

  • 完全新規ドメイン
  • 被リンク(被リンク設置元ドメイン)がまだ1桁

という状態でした。

また、サイトの品質も下記が要因で高いものとはいえません。

  • メモ書き・アウトラインのみで公開しているページもある
  • 完全に業務メモやアイデアベースでの公開となっており、検索キーワードは意識していない

まぁでもそもそも全然インデックスされてないので、品質うんぬん以前の問題かと思います。

WordPressと比べると、Notion製ブログは明らかにインデックスされるスピードが遅い

ただ、上記のように完全新規ドメインであることを考慮にいれても、WordPressで公開・投稿しているときに比べて明らかにインデックスされるスピードが遅い。

以前のブログ: まほウェブ | 魔法使いのwebマーケティング はWordPress製なのですが、やはりインデックスされるスピード、実際に検索結果に上位表示されている記事数は段違いです。

こう思うと、WordPressがSEOに強いと言われる所以も分かる気がしますね…!なんだかんだでSEO面では安心感が強いです。

WordPress vs. Notion(Super, Wraptas) についてのSEO面での比較について、WordPressブログをNotion製Webサイトに移行することにしました | まほウェブ の記事に記載しています。

いち早くインデックスさせる手段として、 GCPの"Indexing API"を利用するという手もあります。

後述しますが、Search ConsoleでのXMLサイトマップ提出の承認がしばらく「保留中」となってしまいます。インデックスを早めさせる方法として、Indexing APIを利用することが技術的な第一選択肢となりそうです。

テクニカルSEO面からのNotion製ブログ不満点3つ

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下記、主にテクニカルSEOの観点から不満が出てきました。

XMLサイトマップを追加させることができない→Search Console側のエラーでした

XMLサイトマップを登録すること自体は必須ではなく、SEO業界でも登録の必要・不要の意見は分かれるのですが、サイト立ち上げ当初はGoogle botにサイト構造を適切に伝え、クローラにインデックスしてもらうためには必要だと思っています。

Super, WraptasともにXMLサイトマップがURL/sitemap.xml に生成されるのですが、Search ConsoleでのXMLサイトマップは適切に提出させることができませんでした…!

何度提出しても「取得できませんでした」というエラーとなります。

ただしこのXMLサイトマップの取得不可エラーは、本来は「保留中です」というメッセージが表示されるべきところが、取得できませんでしたと表示されているだけというSearch Console側エラーの可能性が指摘されています。→ Search Console側のエラーでした

ギャラリーカードのアンカーテキストがない

Superではデータベースをギャラリービューにすることで、カテゴリーや記事の一覧表示が可能で便利です。しかし、調べてみるとSuperで生成されたギャラリービューのリンクは、アンカーテキストが存在せず、ギャラリービューの画像とテキストの上に、テキストの無いaタグが重なるような構造になっています。そのため、Googleにページ先の情報を伝えることができず、正しくクローリングされない可能性があり、SEO的な観点から見ると良くありません。

【プログラミング不要】Notionをブログとして公開する方法を徹底解説

これは私も気になりました。aタグにはアンカーテキストを設置してほしいです…!

構造化データが自動的に生成されない

現時点では、Superでは構造化データが自動的には記述されません。 上記2つに比べると、そこまで気になるポイントでもないのですがSEOの面からは構造化データは記述があるに越したことはありません。

参考: 著者情報はSEOに有効!外部評判のため構造化マークアップで記述すべし | まほウェブ

著者情報はSEOに有効!外部評判のため構造化マークアップで記述すべし

この「サイトの権威性」については 様々なレベルや範囲でチェックされています。 たとえば、昨今ではYMYL( = Your Money, Your Life)と呼ばれる、お金関連、医療健康・法律関連ジャンルのサイトでは 権威性のある、公的な機関や専門家、または大手サイトが上位表示されやすくなっています。 この 権威性の判断 には などの評価が基準として行われていると言われています。 最初に結論をお答えしたうえで 以下、解説していきます。 厳密に言えば、現在では「おそらく有効である」と呼べる程度の効果ですが的に 少なくとも、 SEO マイナスとなることはない でしょう。 したがって、の著者情報という意味では、現時点では 全く無意味 となっています。 以下からは、その根拠をご説明いたします。 以前では、「googleはコンテンツ著者を認識することは できない 」との認識が主流でした。 「コンテンツの著者は全く順位と関係ない、見てもいない」/Google発言 (公開日: 2016/07/12) 「誰がコンテンツの作成者であるか?」がSEOにとって非常に重要になってきている!│海外最新SEO情報ブログ (公開日: 2018.08.16) googleはこのページのコンテンツからサイト(会社)責任者、コンテンツ作成者・著者執筆者の評判や情報を 著者情報・運営者情報を読み取ったうえで 外部のページやソーシャルメディアから収集し、評価 をしているようなのです。 (以上、 searchquality-evaluator-guidelines.pdf の2.6 Reputation of the Website or Creator of the Main Contentを参考)

著者情報はSEOに有効!外部評判のため構造化マークアップで記述すべし

Super.soのコミュニティ投稿 SEO related features Wishlist | Super Community にもあるとおり、現時点(2021年11月)では構造化データでの記述は自動生成されません。

Superの Roadmap にも今のところ記載はなく、自動で構造化データを自動生成する機能は持たない予定のようです。

構造化データについては、Schema.orgの構造化データテストツールで記述の有無を確認することができます。

また、Rich Results Test – Google Search Console で確認することも可能。ただしこちらはGoogle がリッチリザルトとしてサポートしている構造化データのみに対応。

また、構造化データを設置することによってインデックスされる可能性が高まるという説もあります。

Notionでの不便: カテゴリ・タグ・関連記事の作成に手間がかかる

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適切な内部リンクを構築していくためにも、カテゴリ・タグ・関連記事の機能は活用していきたいところ。

しかしNotionではカテゴリ・タグ・関連記事の機能は自動的に生成されないため、自分で作成していく必要があります。

Notion製サイトがインデックスされにくい一因はこの「内部リンクが不十分になりやすい」という点がありそうです。

たとえばWordPressで作成したサイトは、記事ページにもメニュー、カテゴリやタグの一覧を設置できたりしますが、Notionはspでハンバーガーメニューを実装したりもできないためメニューの実装は難しく(CSS頑張ったらいけるのか?)、カテゴリ・タグを各ページに設置するのも工夫が必要。

そのため、自然に運用しているだけだと、WordPress製サイトと比べると圧倒的に内部リンクの数と品質が低くなってしまいます。

カテゴリとタグの使い分け

カテゴリ: URL上下構造をもたせる親ディレクトリ

ページは1つのカテゴリしか持ちません。

タグ : 上下構想の関係なく、横断して設置する関連属性

ページは複数のタグをもつことができます。

Notion標準では、カテゴリとタグを両立させることはできない

Notionの仕様では、カテゴリ構造とタグ構造を両立させることができません。

しかし、Super側の制御でカテゴリURLの作成ができました!Notion単独では不可です。

ただし、WordPressで利用されているカテゴリとは概念がやや異なり、あくまで「同じカテゴリをまとめるページを作成」としただけです。

Notionでカテゴリ記事一覧を作成するには、タグライブラリまたは通常のタグ機能で単一の属性を付与し、その属性でデータベースを絞り込む必要があります。

ただし、カテゴリページはデータベースではなくあくまで「ページ」となるため、タグライブラリのように往復しての行き来はできません。単純な「属性」として付与する形になります。

"Select"カラムを作成して、絞り込むのがおすすめ。

また、Superではパンくずリストはあくまでデータベース名が表示され、URL構造通りにはなりません。ここは非常に不満。

本来であれば、パンくずリストはURL階層を示しているべきです。しかし、カテゴリとタグの機能を両立させようとすると、パンくずリストについては目をつぶるしかありません。

新着記事として一覧で表示させることを諦め、カテゴリごとにデータベースを作成すればパンくずリストをURL階層=カテゴリとして表示させることは可能。

SEOを重視するか、ブログとしての有り体を重視するか。

関連記事は同じカテゴリで絞り込み、テンプレートを活用

また、「関連記事」エリアについてもNotionの"テンプレート"機能を活用することで、同じカテゴリの記事を関連記事としてギャラリー表示させることができました。

テンプレート内の編集で、記事末尾にcreate linked database によってデータベースviewを作成し、カテゴリでフィルタをかけます。

タイトルをカテゴリ名にするなどして、分かりやすい形で保存。

新規ページを作成する際に、作成したテンプレートを使って作成すれば、記事末尾に同じカテゴリのデータベースviewが作成された状態でページを書いていくことが可能です。

本記事末尾にも、関連記事のエリアを作成しています。

SEO効果が出にくいとしても、Notionのライティング体験は最高。もうWordPressには戻れない…!

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SEO効果が出にくいとしても、Notionの心地よいライティング体験は手放したくない!

しかしそれでも、3ヶ月で42記事を公開できたのは自分でも驚きでした。このテンポの良さは、Notionのもたらすライティング体験のなせる業。

WordPress製のブログ: まほウェブ | 魔法使いのwebマーケティング では2年間で100記事の投稿だったことに比べると、実に約3.4倍の公開スピードです。

さらに投稿・公開だけでなく、Notion製ブログでは定期的なリライトも行えています。

SEO効果が出にくい、というのは事実ありそうですが…!それでもNotionの心地よいライティング体験は手放したくないところです。

もう少し、Notion製ブログの運用を続けてみて、本当にSEO効果が出ないのかを検証していきたいと思います。

PodcastでもNotionブログのデメリットとテクニカルSEO面3つの不満について語っています

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